概要と反射係数
ECCOSORB SFは薄いシート状の共振型電波吸収材のシリーズで、2GHzから16GHzでの領域での共振周波数における垂直入射での反射係数は約1%(−20dB)です。ただし、1GHzから2GHzの対応のものは特性が少々低下します。
17GHzから26GHzでの特殊仕様もお受けします。
共振周波数近傍での反射特性は次のページの表をご参照下さい。大きな入射角に対する特性の低下率は、広帯域型電波吸収体に比較して、大きなものとなります。
例えば共振点における反射係数が-25dBのものは、30°の入射角では-20dB、45°では-16dBになります。
物理的特長
シリコーンゴムを基材としているため、-54 ℃から+160 ℃の温度に耐え、かつ厳しい屋外環境条件下でも使えます。また可撓性に富んでいるため、曲面への貼付も可能です。
代表的用途
特に薄い材料が要求され、かつ、特に広帯域な吸収特性が必要でない用途に最適です。例えば、アンテナ支持周辺機構、船舶マスト、屋外構造物からの不要反射波の抑制、レーダナセルやマグネトロンケースのライニング(特に高電力部分)等に使えます。
型名と標準寸法
型名の数字は共振周波数(GHz)を表しています。例えば、ECCOSORB SF-5.5は5.5GHzに共振吸収します。
寸法はすべての型に共通で、30.5p×30.5pで、厚さは共振周波数によって異なります。詳細はPDF版の技術資料をご参照下さい。
|