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車両用電波暗室

車両用電波暗室の説明

車両用電波暗室

1978年12月、弊社は大地相当床の電波暗室をトヨタ自動車株式会社殿と共同で、世界で初めて開発いたしました(第1電波実験棟A室、大きさ:30×25×15m、1990年改修)。

この暗室は、英国Home Officeのオープンサイト特性を模擬し、ヨーロッパ雑音測定規格の認証を受けています。

その後、強電界のイミュニティ試験用大型暗室や車載アンテナの放射パターン測定を目的とする大型暗室を製作(1992年納入 大きさはともに)いたしました。

特に車載アンテナパターン測定を目的とする暗室のなかでは、大型テーパー電波暗室(約45×16×10m)による実績を3室も有しています。

弊社は車両用大型暗室だけでも、日産自動車株式会社殿、日野自動車工業株式会社殿、株式会社ヨコオ殿、アイシン・エィ・ダブリュ株式会社殿、住友電装株式会社殿、三菱自動車工業株式会社殿、株式会社本田技術研究所殿など数多くの実績があります。

車両用暗室の特徴の1つは大地相当床が多く使われている点です。

大地相当床は、エミッション測定を目的とするものと車載アンテナの放射パターン測定を目的とするものとに分かれます。

エミッション測定を目的とする大地相当床は JASO D002規格のサイトアッテネーション例(ε=4)を基準とし、厚み約40mmで開発しています。この大地相当床はフェライト、誘電体シート、及び低誘電体としてのベニヤ板から構成され、補強材の必要がなく車載にも十分耐えられるものとなっています。

一方、車載アンテナ放射パターン測定を目的とする大地相当床は、ハイトパターン(※以下参照)を基準として製作されるものです。この大地相当床は厚み 160~200mm程度の誘電損失材のみで実現されています。新たに開発した大地相当床では1GHzから18GHzまで大地のハイトパターンを実現し、納入に至っています。

※ハイトパターン

送信アンテナからの直接波と大地からの反射波とが干渉し、受信アンテナを上下させることで、定在波が現れます。大地の反射は基準となる大地面を選択し、その値に対して許容範囲に抑えます。