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シールド扉

シールド扉

シールド扉は、電波暗室シールドルームに人が出入りする場合や物品を搬入する場合に必要な扉で、扉を閉じた状態で、電磁波を遮蔽することが出来る構造の扉です。

一般の扉同様、開閉方式により、スイング式とスライド式がありますが、閉じた状態で、電磁波を遮蔽するために、開口部全体を(口の字型に)塞ぐことができるような構造にする必要があります。

開閉時の接触部には、大きく分けて、

①薄いバネ鋼の板で出来たフィンガーストックや、ワイヤーメッシュの弾力性を利用した方式。

②金属の薄板を磁石の力や空気圧を利用して圧着する面接触方式。

がある。


フィンガーストック方式シールド扉(ナイフエッジタイプ)

フィンガーストック方式

【ナイフエッジ、フィンガーストック方式の特徴】

  1. ナイフエッジとフィンガーストックとの接触圧が大
    ⇒シールドの初期性能良好。⇒接触部の摩擦が大⇒開閉に大きな力必要⇒通常カムフォロウを用いたレバー等の回転操作で開閉。
  2. バネ鋼板であるフィンガーストックが、開閉頻度の増大により折損しやすい
    ⇒交換必要。
  3. 接触部の寸法精度が厳しいために、地震などの扉のビンジ部や扉枠の変形により、閉じ込めなど開閉困難が発生する恐れがある。

面接触方式シールド扉(マグネットタイプ)

面接触方式

【面接触方式】

  1. フィンガー面接触のため、ストック方式のような機械的ストレスを受ける部分が少なく接触部折損の可能性が少ない。
  2. 扉自身の変形等による性能劣化が比較的少ない(機械的変形に対する許容度が大きい)。
  3. 地震等による扉枠の変形時でも開閉不可能になる危険性が少ない。
  4. マグネット方式では、特別な動力を必要とせず、開・閉共に一人で容易に操作できる。
  5. 空気圧方式で、は十分なかつ均一な接触圧が得られるので大型扉でも高性能実現可。

面接触方式のシールド扉は、特に経年変化、開閉の容易さの点で望ましいものと考え、創業以来面接触方式を採用し、国産した扉を1976年に納入して以来、すでに300枚以上の納入実績がありますが、マイナーなメンテナンス(接触部清拭)により初期性能を保持しております。

接触圧を加える方式は2種類有り、1つは、永久磁石方式で、主として人用扉に採用され、もう1つは、空気圧(ニューマチック)方式で、比較的大型の物品搬入扉に採用されます。