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@固体ファントム

 人体の至近距離で使用されるアンテナの開発,試験に代表されるように人体の影響を考慮に入れた再現性の優れた測定の必要性が高まっています。このため人体と類似の形状および誘電率を持った各種のファントム(模擬生体)が使われて来ました。
 誘電率を制御した液体を容器に詰めた液体ファントム≠フ場合,乾燥などによる誘電率の変化や腐敗などの理由で使用寿命が短く,液体の作り直しの手間がかかる上に,作り直した場合の誘電率の再現性に問題があったり,温度変化による誘電率の変化も大きいという難点がありました。
 本製品は合成樹脂に中空ミクロフェアに加え,強誘電体セラミックスと形状制御した導電性短繊維を配して誘電率をコントロールしたファントムです。
 固体ファントムは温度変化や経時変化による誘電率の変化がほとんど無いため,安定した測定が可能になり,測定データの整合性がとりやすくなります。
 また,モールドによる成形なので比較的自由な形状を実現できるため,手指の関節を可動にしたものを実現しました